コーヒーカップでランデヴーでもしてみるか

三遊亭圓楽師匠がお亡くなりになりました。
昨日ですね。私はさっき知りました。
お釣りがもらえなかったとか書いてる場合じゃない。

圓楽さんといえば『笑点』の司会者です。
私は長らくテレビを見ない生活をしていたので、司会者が歌丸さんに代わったということを何年も知らなかったのだけど、なんと２３年も司会をしてらしたんですね。
今年になって本当に何年ぶりかで笑点を見た時、やっぱり司会は圓楽さんのほうがしっくりくるな、と思いました。どうせ私は時代の移り変わりについていけない古いタイプの人間なのよ。

お若い頃には、７代目立川談志、３代目古今亭志ん朝、５代目春風亭柳朝と共に『四天王』と呼ばれたそうです。（ちなみに柳朝さん没後は８代目橘家圓蔵。）
何で選んだ四天王だろう？顔？人気？勢い？

ちなみにタイトルの「星の王子様」っていうのは圓楽さんの若い頃の愛称。

圓楽さんの落語は６つくらいしか聞いたことがないけど、聞いた中では「中村仲蔵」が好きです。
コレを聞いたおかげで先日の忠臣蔵も五段目がとても楽しみだった。


来年の春に楽太郎さんの６代目圓楽襲名が予定されているので、きっと襲名披露では圓楽さんも口上で上がられるだろうと期待していたのでものすごく残念。
私の残念なんて楽さんの残念に比べれば鼻クソみたいなものだけど。

噺家さんに名司会者というのは褒め言葉にはならないと思うけど、笑点の人気はこの人が作ったようなものだと思う。
引退表明の時も残念だったけれど、亡くなってしまうと、仕方がないことなんだけど、残念では済まない、なんて表現していいかわかんない。
もう、音源でしか、この人の落語は聞けない。


　　　　　　（三遊亭圓楽特選落語集 第一巻より）


圓楽師匠のご冥福を心よりお祈り申し上げます




  

お昼前に地元のスーパーへ行ってきた。

レジにて
店員さん「２８４３円です」
私「じゃー ５０４３円でお願いします」
店「ポイントカードはお持ちですか～？」
私「あ、忘れてきました」
店「じゃあレシートに（スタンプを）押しておきますね～」
私「・・・・・・？」
レジ「ピッ　ピッ　…」（←次の人の音）

私「あの…おつりもらってません…」
店「え？！レシートを出す前にお渡ししましたよ？」
私「ええ？！あれ～？」

とりあえず袋に詰めながら思い出してみたり財布の中身を確認してみたり。

落ち着こう。

☆今日は１万円札が１枚と小銭がちょっとしか入っていなかった。
☆スーパーの前にホームセンターで２１００円くらいのお買い物をしてきた。
☆なのでレジで５千円札を出す前には、お札が８千円あったはず！
　　（なんで５千円札をだしたかというと、慌てていたので千円札が２枚しかないと
　　　思った。嫌がらせではないのですよ）
☆なのに財布の中には３千円。

つ　ま　り

もらってないよね～コレは。

でも☆３つ目にあるように慌てたせいで残金に自信がもてなかったわけですよ。
レシート見れば自信もクソもないんだけれど。
今日の私の財布に入ってたのはいくらです！っつても私しか知らないわけだし。
対する店員さんはレシートの前にわたしましたぁ！と自信たっぷり。
でもそのレシートをわたす前はスタンプを押してたじゃん。
そうか、私がカードを持ってきてれば何事もなかったのか…。
レシートの前に渡しましたよ、と何度も言う店員さん。
きょどる私。

でもまぁあんたがもらってないって言うんなら出してあげるわよ、みたいな顔で２２００円のおつりをご用意頂いてもですね、受け取りにくい…。
後ろにはカゴに山盛り食材を詰め込んだ奥様が並んでいる。
ちょ、たかりじゃないのよ私…。そんな顔でこっちを見ないでください。

電話番号を書きおいて、１２時半ごろにレジの精算をするというので、そこで合わなかったら連絡してください、ということにして帰宅。
首をかしげながら帰宅。
もっと強気で押すところだったのだろうか？
でもお金のことだし。精算したほうが確実だし…。
しかし、どちらにしろ今後私はあのスーパーに行けるのだろうか。
行きにくい…。
でも２００円くらいなら諦めるよ。２２００円よ？ちょっと大きい。

昼食を食べながら待つ。電話はこない。

夕方。こない。切ない。
と思ったら６時前！きたー！なんでこんな時間？
「やっぱり２２００円過金がでまして申し訳ございません」
いえいえとんでもないです。
面倒くさい客だからほっとけば？的扱いかと思ってました。

とりあえず今度お買い物に行く際についでに頂きます、ということで次回も買い物には行ける事に。
その次はでもやっぱりなんか行きにくい気がする。
なんせ小さな町のスーパー。顔が割れている。


でも別のお店だけど、「店長～こーゆー人が来てますが」「そんな人ほっとけ！」
って言われた知人よりははるかにマシだと思おう。



  

桂米朝師匠 文化勲章受章だそうです。
落語界での受賞は初めてだそうです。
おめでとうございます。


ところで文化勲章ってなんでしょうね？
こんなときはWikipediaです。

『科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与
される日本の勲章』

へー。なるほどねー。

米朝さんは戦後の上方落語の復興に6代目松鶴さんとともに、そりゃもう頑張ら
はったお方なんですわ。
つい関西弁。しかもエセ。すみません。

当時は落語っつっても、笑点の大喜利＝落語だと思われていたそうで、
一人でおっちんして おしゃべりをしてても「早く落語を始めろ」とヤジが飛んでくる有様だったとか。
確かに今でも「落語が好き」というと「笑点が好きなの？」と返ってくることがよく
あります。
まぁ、笑点も好きですけどね。
戦後でもそんな認識だったのか。意外です。


米朝さんは持ちネタも相当な数で米朝全集（だったかな？）とか珍しい噺が聞けて面白いです。
誰もやらなくなった噺を文献で調べたり、お年寄りから聞いたりして復活させたという、ほんに功労者だわ。

古い噺など、「誰もやらんようになったのには理由があって、どっこもおもろない…」とか「これはもう、珍しいだけの噺ですわ」というようなマクラがついたりして。でもちゃんと面白いんだからそれは演者の腕かもしれない。

古い噺は、状況が現代と違いすぎて、先に説明をしないと聞いてる人に分かりにくいとか、面白くないなどの問題もあってやりにくいとか、いっそやらない、ということになってしまうようです。
たとえば「たちぎれ線香」という噺の下げがそれですね。
これは芸者さんの時間をお線香で計る、という文化を知らないと意味がわからないので、マクラでさり気な～く説明をしてます。
「地獄八景亡者の戯れ」という噺がありますが、この噺は下げで「閻魔大王」と便秘薬の「大黄」を掛けているんですが、文珍さんの地獄八景のマクラでだいぶ不自然な大黄の説明があって、これはやや残念でした。

現代で分かりにくい部分の説明をうまく入れて違和感を感じさせずに噺に引き込むというのは米朝さんは非常にうまい。
さすが人間国宝！
さすが四天王！
大ベテラン！
男前！（あまり関係ない）

分かりやすく落ち着いて聞ける、正統派な噺家さんで、落語聴いてみようかしらという初心者さんにはオススメです。
ただし、若手が聞けなくなってしまうという、あの「ほかのお茶が飲めなくなります」作用もあるかも知れない…。

最近はもうお年のため、落語会もあまり出られないし、出ても落語はやらずに、お弟子さんとのよもやま話なのでちょっと残念です。お元気なうちに一席でも聞きたかったな。
偉そうに長々書いてしまいましたが米朝さんの落語はCDでしか聞いたことがありません。


しかしニュースで「落語家の桂米朝さんが…」と聞こえると「また入院か？！」
とビビってしまうので困る。








  

デートらしいところに行こう！
ということで先日刈谷のハイウェイオアシスに観覧車に乗りに行ってきました。
お、デートっぽい。

わーい 観覧車なんて何年ぶりかしら。って ギャー！
乗ったら中になんかいた。

しかもずっしり重い。


向かい合って座ったものの、ここはやはりカップルっぽく隣り合って座ってみよう。
と移動したら観覧車ナナメった！揺れたし。こわい！
こわいからやっぱり向き合っておこう。
なんか案内みたいなのが置いてある。
御嶽山とか見えるんだってーって外を見たら高いじゃん！（あたりまえ）
ナナメもこわいけど高くてこわい！

こわいから根元を見ないように遠くの風景風景。
夜景もそれなりにきれい。
お、すごくデートっぽい。
なんかパトカーがたくさん集まってきてるけど。



一周１２分、思ったより早いです。
こわかったのに地上に着くとちょっと残念。





しかしあのdeluxe toiletって名前はどうかと思う。  

初めてのトヨタロックフェスティバル 行ってきました。
昨年はトヨロックの存在を知らなくて、終わってからソカバンが来てたよと聞いて、ものすごく悔しかったのですが、今年はもう！去年の１０月から楽しみに待ってたんだから。
そして朝起きてあの晴天。完全に祝福されている！

が、晴天のせいで朝からいきなりイモ掘りにかりだされ待ち合わせ時間に遅刻。
いいのよ、サツマイモも音楽と同じくらい好きよ。
同じくらいは言い過ぎた。


心配してた駐車場も無事にとめれて安心。
春にアフロだった人の髪が伸びていたのをからかったり（同伴者が）。
WORLD VILLAGEでサツマイモ食べながら聞いた音楽がやけに心地よかったり（イモはのどが渇くとしきりに言っていた。同伴者が）。

残念ながらTURTLE ISLANDまでしかいられなかったのだけど、でもTURTLE ISLANDが見たかったのでとても満足。
すごく良かった。すごく祭りだった。

なんかゆるくて、お天気最高に良くて、お好み焼きも売ってて、いろんな人がいて、音楽もなってて、だらだらとわくわくな気分が一緒になってすごく楽しかった。


入って最初にウクレレ未知さんが歌ってた
「そーらにはたいよーう（おひさまだっけ？） あーしもとにちきゅーう」
って、なんか耳にというか 心にというかに残ってて（そのわりにはうろ覚え）、
あぁ、そうだな。って思う。



スタッフのみなさま、おつかれさまでした。と、ありがとうございました。
  

８日にあこがれの　御園座に行ってきました！！
いや、そんなにあこがれでもない。
すごく敷居の高いイメージはありましたが。

最初に書こう。
少しでも歌舞伎っておもしろいかしら と思ったら観にいくべきです！
おもしろいから！！ちょっとお値段高いけど。

さて、８日といえばアレです。台風。
でも台風の被害もそっちのけで（畑の隅のちっちゃな小屋が吹っ飛んでた。ごめんね お父さん）、昼前には運転を再開した豊田線にていざ鎌倉！違った 伏見！

第四十五回記念　吉例顔見世　通し狂言『仮名手本忠臣蔵』
招待券を戴いたのでこれはぜひ行なくっちゃということで行ってきました。


忠臣蔵といえば落語にもよく出てきますからね。一度は観ておかねば。

私は夜の部だったので五段目 山崎街道からでした。
残念、塩冶判官（浅野内匠頭）切腹の場は見られませんでした。

が、勘平の片岡仁左衛門　かっっっっこよかったぁ！！！
ぶっちゃけ團十郎さんは名前だけは聞いたことがあったけど、ほかの人は名前も知らん。
そんな私が観に行ったわけですが。そりゃ敷居も高いぜ。

目をハートにしながら（ミーハー）見始めた五段目、勘平の出番は六段目まで。
ここで見所　勘平の切腹！でなんと寝てしまった私。
落語『丁稚蔵』の丁稚さん曰く、「判官さんと勘平の腹切りの仕方の違いを見てやらんと…」
どちらも観そびれた私。
そして違いはともかく、仁左衛門さんの出番はこの幕で終わり…
さっきまでのハート型の目はどうした！いつの間にかＺｚｚ型か！

その後、幕間をはさんで後半はずっと起きていたので楽しく観覧。
團十郎さんも橋之助さんも素敵でした（やっぱりミーハー）福助さんのお軽もきれいでかわいかった。
全員男性だということを忘れるくらい、女形の方は女でした。見習いたいもんだ。


思いのほか歌舞伎は面白いものでした（私が見たのは正確には狂言だけど）
そして意外と何を言ってるのか分かるものでした。が、音声ガイドを借りてみても面白かったかもしれない。
思わず、また観にこようと思ってしまいました。

しかし、「松嶋屋っ！」とか「成田屋っ！」ていう声は出てきた時だけではなく、かなり頻繁に掛けるもんなんですね。特に見得を切ったように見えないときにも「松嶋屋っ」（しかも意外とボソっと）


さて、明日はトヨタロックフェスティバルだ！！
  

でも最近のものはあまり知らない。
“子どもの頃に見た時代劇”が今でも好き、ですね。
最近の時代劇は映像がやたらにきれいで、内容はイマイチ…というか、私の好みではない、というべきなのかな？

で、昼間、再放送やってますね、ＴＢＳの大岡越前。
テレ朝では同じ時間に遠山の金さんもやってますが、私は断然大岡派。
お目当てはこの人

猿（ましらの）の三次　松山英太郎

しかし今日の大岡越前はよかったですよ～（いつもいいけど）
養生所に忍び込んだ悪者に伊織の立ち回り！この人も戦えたのか。
そして忠相、まさかの“弥七飛び（勝手に名づけた。くるくる回って飛んでくるアレ）”で抜け荷の現場に踏み込む。キャー！！
やっぱりちゃんばらはかっこいいわ～
ちゃんばらだったらむしろ金さんなんですけどね。まあね、そこはね。

そして酒立ちをした大工が勧められた酒を飲もうとしてやっぱり「夢んなるといけねぇ」
財布を拾った大工が奥さんに財布を拾った夢を見たことにされて・・・これは“芝浜”？！芝浜だよね？
（落語の名作です。この噺もおもろいです）

この大岡越前の再放送を見るまで知らなかったのだけど、孫さんの佐野浅夫は水戸黄門だったんですね。
でも水戸黄門は東野英治郎がいいな。リアルタイムで見れたのはギリギリ西村さん以降ですが。
更にいえば格さんには横内正がいい。
これは完全に私の好みである。顔が。りりしくてステキ。

再放送の恩恵ですな。
しかし最近の助さん格さんは軽すぎませんかね。こんなことを言うとお年寄りみたいだ…

暴れん坊将軍も好きだったな～。
将軍家光 忍び旅も大好きだ。お陰でいまだに三田村邦彦 が大好きだ…。
大江戸捜査網も見たい「死して屍 拾う者無し」とか言ってうわーかっこいい！
おじいちゃんに扇子に『夢』って書いてもらって振り回してたなぁ　あれは小２か３…
誰が呼んだか♪誰が呼んだか♪って歌を間違えて（？）　何がなんだか♪って歌ってた同級生がいたなぁ。それこそ何がなんだかだよ。


おっといけねぇ。取り止めのない話になっちまったぜ

じゃ、あっしはこれで…