2010年04月08日

旧暦のお雛様を

ちょっとだけ見てきました。昨日だけど。
歯医者の予約時間に早くついてしまったので本当にちょっとだけ。

稲武の古橋懐古館(ここもなかなか面白い!時間がたっぷりある時にどうぞ)の隣に懐古茶屋という休憩所(?)がありまして、そちらを見てきました。
足助のおひなさまも稲武のおひなさまも見に行ったことがなかったのですが、
一度くらいは見ておこう、と。

旧暦のお雛様を
土雛はやっぱりかっこいいですねー。
色も鮮やかで派手っていうかけばけばしいっていうか、そこが好きです。
なんとなく私は高砂の翁媼が好きなので内裏のお二人そっちのけでついこちらの写真を撮ってしまった。
そして高砂の後ろになんかいい感じの方がいらっしゃいました。
旧暦のお雛様を
鯛に巻かれてるのがなんだか良い。

折角うちにもあったのに!手放してしまったとは悔やまれる。


初めて見た御殿飾り。
旧暦のお雛様を
昭和3年と書いてありました。
かっこいいなー。いいなー。写真はぼんやりだけれども。

北村薫氏の「虚栄の市」というお話のなかに、侯爵家の桃の節句のお祝いに招かれた主人公が何組ものお雛様を見ながら
「このお雛様方、今までに、随分と大勢の女の子を見つめていらしたのだろうな、と思って」 (文春文庫『街の灯』収録より)
と言う場面がありますが、こちらに飾られるお雛様方も、そりゃご家庭に飾られていた頃にはそんなに大勢を集めてのお祝いはなかったかもしれないけれど、
町に飾られてからは大人から子供までいろんなの人の顔を見てらっしゃるんでしょうな。


それにしても、もう飾ることはないけれどと仕舞いこまれていたお雛様がまたこうして飾られるのって素敵です。


郷土資料館「ちゅ~ま」には明治(何年だっけ?)に生まれた方のお雛様があるそうで、それも見たかったのですがまぁ、今度でいいや。
投げやりですがこれでも割りと興味はあるのです。


ついでなので瑞龍寺のしだれ桜も見てきました。
旧暦のお雛様を

相変わらずすごい骨組みですねー。
桜祭りジャンを着たおじさんのお話では、やはり段々色が薄くなってきているとのことでした。
そうなの?なんだかんだでこちらは毎年見に来るのですが、やっぱりきれいね。
今が盛りのようです。
旧暦のお雛様を
樹齢が400年近いとかで毎年ちょっと感動します。
駐車場で五平餅か何かを焼いてる匂いがしておいしそうでした。
私はこれから歯医者でしたので…。20分かけて歯を磨いた後でしたので…。

お雛様は18日、桜祭りは20日までだそうです。
お暇のある方はぶらりと訪れてみてはいかがでしょう。
彼氏さんによると、週末に豊田方面から153号線を走ると珍しい車とかに遭遇するので運転してても面白いそうです。ドライブがてらに是非どうぞ。

稲武観光協会




Posted by mi☆ at 23:27 | Comments(0)
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