2009年09月13日

さんま

夕食に兄夫婦がさんまを焼いてくれた。
七輪で。

秋ですねぇ。

何年か前に車で十代目 金原亭馬生の「目黒のさんま」を聞いてたら無性にさんまが食べたくなった。
で、帰りにジャスコでさんまを買って、夕食はちゃんとさんまになったわけですが、
それから何回かほかの人の目黒のさんまを聞いたけど、あんなにさんまを食べたくなったことはないなぁ。そういえば。

夕食後、久しぶりに馬生の目黒のさんまを聞いてみたら、やっぱりどこか志ん生に似てますね。
話し方というか、声というか。でもあのぞろっぺえなところはないのよね。

ついでにWikiってみたら、人情噺がお得意でいらっしゃったようです。


落語は武士をやたら馬鹿にしますが、あの空腹で切ない殿様のくだりは聞くたびになんだかかわいそうになります。
「なぜ弁当を持ってこなかった!」というと、ご家来の誰かが責任を取らなければならなくなるので「さようか…(ものすごく元気ない)」ですませなけれはならない殿様。
澄み切った秋の空をぼんやりと眺めながら「あのトンビは弁当を食したであろうか…」
うわぁ 切ない。



Posted by mi☆ at 21:51 | Comments(0)
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